16校大会直前特集 第1回 現役キャプテンのみなさんへのインタビュー
- komabaswimming
- 2020年8月15日
- 読了時間: 6分
16校大会がせまってまいりました。駒場水泳部の卒業大会としてなくてはならない大会。この大会を盛り上げるべく、駒場に縁のある方にインタビューや寄稿をお願いしました。我々の現役時代の様子や、今の選手の様子ができる限り分かるように、素人ながら頑張って取材、編集いたしました。是非ご一読ください!
第1回は現役生の皆さんの声をご紹介いたします!
駒73のキャプテン陣たちに16校を目前にしてどんな想いで練習に取り組み、部活に臨んでいるのかお話を伺ってきました。座談会でざっくばらんにいろんな事を語っていただきました。
男子キャプテン→男キャプ
女子キャプテン→女キャプ
男子副キャプテン→男副キャプ
司会(駒65亮輔):えー今日は皆さんお時間ありがとうございます。駒泳会を盛り上げるためにちょっとお話を伺いたく、どうぞ宜しくお願いします!
全員:お願いします!
亮輔:さて、1つ目の質問です。今年は活動自粛期間があったり、3年生の引退の時期が早まったりと例年と異なる部活生活でした。この半年間をどのように過ごしてきましたか?
男キャプ:コロナによる活動自粛の影響で3年生は例年と異なるタイミングで引退、それと同時に1年生が入部したことで、3年生と1年生の関係がどこかよそよそしく良いスタートが切れなかったです。しかし徐々にお互い話すようになり練習中も声が出るようになってきたので、ようやく現在は雰囲気も良くなってきたなとおもっています。
女キャプ:3~4月はスイミングクラブで泳げていたんですが、緊急事態宣言発令後は毎日泳いでいた日常から一転して、全く泳げなくなってしまいました。しかし陸上でのフォームチェックや、今までやっていなかった筋力トレーニングに取り組むなどしました。今までと違った視点で、ある意味ポジティブに水泳と向き合えることが出来たと思っています。部活については、1・2・3年生で一緒に活動が出来たのがたったの約1週間でした。。。3学年が一緒に過ごす時間が非常に短くてとても残念でした。
男副キャプ:自分で出来ることをやろうと頑張ってきましたが、みんなと一緒に活動していた時にはできていたことが出来ず、大変でした。陸上トレーニングでの追い込みが不十分で、練習の強度も上げられませんでした。でも、活動が再開してまた部員のみんなと一緒にできることがとてもうれしかったし、充実しています。再開できてとてもよかったとです。
亮輔:なるほど、皆さんいつもとは違う状況の中で、できる限りの取り組みをして、なんとかチームとしての活動も取り戻せた、そんな感じですね!
それでは2つ目の質問です。3年生の引退についてお話を聞かせてください。今年は7月初旬に駒73である3年生は16校まで続行するのか、もしくは引退をするのかを選択することとなり、多くの3年生は引退を決断しました。そんな中で、みなさんはどうして8月の16校まで続行を決めたのでしょうか?
男キャプ:自分は7月の時点での引退も考えていました。勉強に対する不安もありましたので。でも、今後(大学などで水泳を)続けられるかわからない状況や、コロナのせいで何も進んでいない状況で引退という一つの区切りをつけてしまうと、今まで頑張ってきた水泳が無駄になるような気がしてそれが自分は嫌でした。他の3年生が引退を決めた事について否定することはないですし、選択肢としてはありだと思います。でも自分は水泳をやりたかった。自分の中での区切りをつけるために16校まで続けることを決めました。
女キャプ:個人的にはみんなでそろって引退をしたかったです。でも今年は例年と異なるためそれも難しいことは理解しています。そんな中でも自分が声をかけて一緒に16校まで続けることを決めてくれた同期がいて、いま練習を一緒に頑張れています。それがとても嬉しいです。人数は少ないけれど、残った3年生たちと最後まで頑張りたいと思います。
男副キャプ:駒73のメンバーが好きで、みんなと同じタイミングで引退できなかったことがとても悲しかったです。しかし、チームから副キャプテンに選んでもらい、今の立場で活動していて、副キャプテンとしてのけじめを最後につける必要があると感じていました。この部活を通して、また副キャプテンとして取り組んできたことで自分が大きく成長できたと感じており、感謝しています。その恩返しをしたい気持ちで、最後までやり抜こうと思いました。
亮輔:ありがとうざいます。みなさんとても熱い想いをもって、最後までやると決めたのですね。大変な状況の中で勇気のいる決断であったと思います。良い16校になると良いですね!
さて、3つ目の質問です。今年のチームについて教えてください。キャプテン陣としてどのようなことに悩みましたか?またどのように改善していくように取り組んできましたか?
男キャプ:昨年からチーム内(駒73)には雰囲気に温度差があり、キャプテン陣も前に出て率先してチームを盛り上げるような振る舞いがあまり出来ておらず、チームをうまくまとめられなくても仕方ないと考えることがありました。そんな中でコロナ期間となり3年生は引退し、1年生が入部してきて、このままではまずいなと思っていました。1年生に部活の雰囲気を知らせないままに過ごさせてしまうと、昨年のようなまとまりのないチームになってしまうと思いました。最近は今まで以上に練習中に声を出し、みんなを引っ張っていけるように頑張っています。
女キャプ:今年は1年生へ駒場水泳部がどんなものであるかを伝えることが難しかったです。部内ルールについて、挨拶、練習の準備など水泳部の生活を伝えきれていない面もあったと思います。しかし練習では1年生がガンバの声出しにすぐ取り組んでおり非常に練習も頑張るので、雰囲気良く楽しく、良い練習が出来ています。いまの1・2年生にはこのまま楽しんで練習に取り組んでもらいたいです。上下関係は必要だと思うが、固くならずに、きつい練習もお互いに声をかけ合って励まし合いながら頑張ってもらいたいです。
男副キャプ:今年は例年と異なり3年生がチームを引っ張る姿を1・2年生に示すことが出来なかった点が難しかったです。しかし今年の1年生はやる気のある子が多く、自然と1・2年生でよい雰囲気を練習の中で作り出せるのではないかと感じています。残った3年生が伝えたい想いも安心して引き継いで行けると思っています。
亮輔:最後の質問です。レースへの想い・意気込みをお願いします!
男キャプ)ここまできたらベストが出るとか、そうゆうことではない。最後まで全力でやりたい。それだけです。
女キャプ)笑顔で終われるようにしたいです。最後までいてよかったなと思えるレースをしたいです!タイムなど気にせず全力で泳ぎたいし1・2年生の泳ぎもしっかり応援したいと思います。リレーも初めて組むメンバーで泳ぐので、すべてのことを楽しみたいです!
男副キャプ)ずっと3年生として出場する16校を目標に頑張ってきたので、どんな形になっても、悔いのないよう思いっきり泳ぎます!
3年生の想い、伝わったでしょうか。
彼らを含めた現役生たちが全力で16校に臨めるように我々も全力で応援していきたいと思います!
ご一読ありがとうございました。
明日の投稿は小林先生へのメールインタビューをご紹介します。どうぞ宜しくお願いします!






コメント